本文へ移動

診療体制

診断方法

通常は、問診とそけい(鼠径)部の診察により診断します。
※当院では中学生を除く15歳以上の診療体制となっております。

当院の診断の流れ

  1. 問診でそけい(鼠径)ヘルニアの可能性がある
  2. 立った状態または寝た状態でそけい(鼠径)部の診察
    ※ここで診断が確定することが多いです
  3. CT検査
    ※実際に何(小腸、大腸、内臓の脂肪など)がどの部位から脱出しているかを確認し、診断精度を高めています。

当院のそけいヘルニア治療

鼠径ヘルニア(脱腸)の治療は、「薬」や「安静」や市販の「ヘルニアバンド・サポーター」 といった治療方法では治すことができず、手術以外に治す方法はないとされています。
手術にはいくつかの方法がありますが、現在主流となっているのは、飛び出してくる部分(穴)や周囲の組織が弱くなった部分にメッシュという人工のやわらかい網(下、写真)を当てて穴をふさいだり、筋膜など組織が弱くなった部分を補強し飛び出してこないようにする方法です。

当院では「局所麻酔で行う部切開法」「全身麻酔で行う腹腔鏡下そけいヘルニア修復術」のどちらかで手術を行うことが多いです。

診断がついたら、治療方法を選択して頂きます。
治療方法によって、必要な検査が異なります。
また、ご希望されたとしても、お勧めできない治療のこともありますので、その際はしっかりとご相談の上、治療方法を選択します。