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山下病院

当院臨床検査技師が日本人間ドック学会学術大会 最優秀ポスター発表賞をいただきました

臨床検査科
佐藤知香 技師

第61回人間ドック学会学術大会にて、「便潜血におけるヘモグロビンとトランスフェリンの安定性の検証」という演題で最優秀ポスター演題賞を頂きました。

多数の医療施設がヘモグロビン単体での便潜血検査を実施しているなか、当院では消化器専門病院として、トランスフェリンとの併用で検査を実施しています。

今回の検証で、便中ヘモグロビンは温度変性のため年間で平均値が安定しない一方、トランスフェリンは安定していることが確認できました。また、併用することでヘモグロビン単体よりも、より精度の高い検査を提供できていることを確認できました。

臨床検査技師として日々の精度管理を徹底し、安定した検査結果をみなさまへお届けできるよう、これからも精進してまいります。

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